乳製品、卵アレルギー克服の日まで

3歳の息子。いつかなんでも食べられる日が来ますように。

アナフィラキシーショック

先日、カルピス4mlから5mlに増やしました。そしたら、少しせきが出たので
次の日は、また4mlに戻しました。
ところが、飲んだ直後から明らかに昨日とは違うせき。
喘息のような音がするせき。

すぐに、これはおかしいと気付きました。そのうち、せきがひどくなってオエッと吐きそうだけど吐かない。
次は、息をするたびにゼーと言う音が出て苦しそう。

息が出来なくなる。そう思ってすぐにエピペンを投与しました。息子を寝かせて、右脚の太ももに打ちました。
「いたーい!」今までに聞いたことがない悲鳴を上げました。かすれた声でした。不思議と暴れたり逃げたりしませんでした。動く元気はなかったのかも。
エピペンを投与した直後は、まだ唇が紫色になってゼーゼー息をしていました。

震える手でなんとか救急車を呼び、
7歳のおねえちゃんに、どうすればいいか指示を出し。
そうこうしている間に紫色だった唇が少しピンク色になってきました。

救急隊の人が来てくれたときには、本人もだいぶ落ち着いていました。
酸素マスクしながら、かかりつけの小児科に向かいました。飲み薬を飲んで、しばらくしてから、呼吸の不自然な音もなくなりました。
救急車の中でも病院に着いてからもとても眠そうでした。目はほとんど閉じそうなうつらうつらした感じ。
本人がおしっこと言ったので、なるべく体を起こさないように看護師さんについてもらいながらトイレに行きました。それをきっかけに、遊ぶと言って、自分から動き出しました。
ほっとしました。

昨日の時点で電話で病院に確認すればよかった。4mlなら大丈夫と自分で判断しなければよかった。後悔ばかりです。

先生や看護師さんから、いろいろ教えてもらいました。
今回のように、短時間で症状が現れるのは珍しいケースだそう。せきが出始めてしばらくしてから、次の症状が出て、、、というように時間をかけて進んでいくことのほうが多いそうです。だから、エピペンを使用するタイミングもためらってしまいがちだそうです。

息子の場合、カルピスを飲んでからエピペン投与まで10分弱だったと思います。それくらい、急に症状が悪化していったから打たなきゃ死ぬって思いました。
だから、回復も早かったそうです。

不幸中の幸いでした。

明日からまた振り出しに戻り、カルピス0.5mlになりました。

これから始まる幼稚園生活。不安が増しました。先生が、息子が通う幼稚園の先生方にエピペンの使用についてなど、講師として来て指導してくれるそうです。

息子の命を守るために、先生方には申し訳ないですが、講習の時間を設けてもらえるようにお願いしてみるつもりです。